伊坂幸太郎「死神の精度」
私は、人間の死についてさほど興味がない
人の死には意味がなく、価値もない
「見にくくはない」
人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている
無我夢中なのか五里霧中なのか
やぶさかではない
微妙な嘘は、ほとんど誤りに近い
人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ
グッチのバッグじゃなくて、ドッグのグッチだって
常軌を逸した渋滞
「眩しいのと、嬉しいのと。似てるかも」
2016/03/19
#すきなことば